充電するときにケーブルをさすのが面倒だ!
置くだけで充電できるQi対応ワイヤレス充電器があれば楽チンです。
いろんなワイヤレス充電器がありますが、そのなかでもモバイルバッテリーはいつでもどこでも充電できる優れもの。
コンセントやUSBポートのない屋外でもスマホが充電できるので、電池を節約しなくても無限にスマホが使えちゃいます。私はコンセントの近くへ行くのが面倒なので、家でもモバイルバッテリーが欠かせません。
たくさんのメーカーが販売しているQiワイヤレスのモバイルバッテリー。どれを選べばいいかわからない・・・と悩んでいる人もいるはず。
そこで、
「Qi対応のモバイルバッテリーを選ぶコツは?」
「どんなモバイルバッテリーがいいの?」
と気になるあなたへ、選び方と、充電が楽になるモバイルバッテリーを紹介します!
Qi対応モバイルバッテリーを選ぶコツ
サイズ・重量・デザイン・メーカーなど、ワイヤレス充電器やモバイルバッテリーを選ぶポイントはそれぞれ様々。 これらを合わせた「Qi対応モバイルバッテリー」の選び方をお話ししていきます。
「容量」で充電できる回数をチェック
商品の「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位をチェック。モバイルバッテリーのバッテリーが100%状態のときに、スマホ・タブレットを何回フル充電できるかがわかります。
商品紹介文などに、「iPhoneを約○回、Galaxyを約○回充電する」と書いてあるので確認してみましょう。
長時間の外出で何回も充電したいなら、大容量(10,000mAh以上)のものを。毎日、通勤・通学で充電するだけなら少なめの容量でも間に合います。
大容量で複数回充電できれば、毎日チャージしなくても済むので楽チン!容量の大きなノートPCは20000mAh以上を選びましょう。
回数の掲載がない場合は、こちらを参考に計算してみてください。
「(モバイルバッテリーの容量mAh÷スマホのバッテリー容量mAh)×0.7」
たとえば、
- モバイルバッテリー:10000mAh
- iPhoneXR:2,942mAh
の場合、モバイルバッテリー本体が満タン状態で「約2.3回」フル充電できる結果になります。ただし、商品の性能や劣化具合などによって差が出るので注意です。
「すべり止め」の工夫がある
- 吸盤タイプ
- ラバー仕様
- すべり止めシール付き
など、スマホを置く場所にすべり止めの工夫があるかをチェックしましょう。
コイル同士の接触が必要なワイヤレス充電は、少しでも位置がズレるとアウト。特にケースなどで表面がツルツルしているスマホだと、ズレやすく充電がうまくできません。すべり止めの工夫は製品によってさまざまなので、使いやすそうなものをチョイスしてくださいね。
「出力電流(A)」で充電スピードと対応デバイスをチェック
出力は、5V/2Aなど値の大きいものを選ぶのがベスト!タブレットやノートPCを充電したい場合も、出力が大きいものを選べば余裕です。
従来のワイヤレス充電器は、有線と比べて充電効率が悪いといわれてきました。充電スピードが遅いとなにかと不便。特に充電をし忘れていた朝なんて、早く電池がたまってくれ~なんて焦りますよね。
急速充電タイプなら、ササッと時短に。QUALCOMM社の充電規格「クイックチャージ(QC)」対応で、さらに充電スピードが速くなる製品もあります。
「急速充電」と表示している製品がありますが、ワイヤレスではなく一緒に搭載のUSBポートが速いだけ・・・という場合もあるので注意しましょう。
ケース使用なら「充電距離」が長いものを
フルスピードで充電するため、ケースを装着している人は充電距離の長いQi対応モバイルバッテリーを選びましょう。
ワイヤレス充電器はスマホとの接触がミソ。間に障害があると、電流が流れにくくなり充電スピードが遅くなります。
ケースには、ソフトケース・ハードケース・ガラスのケース・手帳型ケースなどいろんな材質・厚みがありますよね。指で固定できるバンカーリングも。でも、充電距離が短いと充電できません。そもそも、金属類を間に挟むと発火のおそれがあり危険です。
安全に充電するためにケースを外すことが推奨されていますが、いちいち外していたのではとても面倒・・・。材質はOKだけど「分厚い」のであれば、充電距離が長い(ケースの厚み)ものをチョイスしてください。
「安全保護機能」を搭載している
モバイルバッテリーを安心して持ち歩くため、安全性を重視しているものを選ぶようにしましょう。
モバイルバッテリーの発火・発煙事故が増加していることから、2018年2月1日よりモバイルバッテリーが電気用品安全法(PSE法)の規制対象となりました。
このように、安全性が注目されているなか、いまだにとても安価・簡易的なものが市場に出回っています。いつも持ち歩くものなので、火や煙が出るのはとても危ないし不安ですよね。まわりの人にも迷惑がかかります。
安全性の高い製品は、概要欄や画像などに「安全」に関する何かしらの説明が記載されています。たとえば、高温を感知して自動停止するもの、ショートなどを防ぐための回路を搭載しているもの、燃えにくい材質を採用しているものなど。
製品によってちがった対策が行われているので、じっくり比べてみるのも面白いですよ。
「コイル」は2つ以上が充電しやすいが・・・
ワイヤレス充電は、スマホ&充電器に内蔵のコイルを接触させて給電する仕組みになっています。基本的に、スマホは1つ、充電器は製品によって1~3つ。コイルの数が多ければ、スマホの給電エリアが広くなるので充電しやすくなります。
なら、モバイルバッテリーもコイル2個以上がいいな!
と思われがちですが、現在は1個が一般的。スマホと同じサイズ・重さにして持ち歩きやすいようにしているため、コイル数をおさえて軽量化されています。
一方、デスクの上に置くスタンドタイプのワイヤレス充電器はコイル数1~3個。もし、会社や自宅でもワイヤレス充電したいなら、コイル数が多めのものを。給電エリアが広い分、スマホが多少ズレても充電できます。
【おすすめ】Qiワイヤレス モバイルバッテリー
人気のデザインは、表面がピカピカのガラス製鏡面仕上げ。ただ、これだとツルツル滑って充電できなさそうなので、
このようなバンドを活用すると充電しやすくなります。
では、上記のポイント5つを表にまとめながら、おすすめのワイヤレスモバイルバッテリーを紹介していきましょう!
PHILIPS|Qiワイヤレスモバイルバッテリー DLP9611
スマホを約4回フル充電できるモバイルバッテリー。QC2.0以上の充電器を間にはさんで本体へのチャージをしながら、ワイヤレス給電が可能です。ワイヤレス+2つのUSBポートで最大3台まで同時充電可能。内部温度60±5℃に達したときに自動で動作を停止するNTCサーミストが製品の安全性を高めています。
容量 | 10000mAh |
すべり止め加工 | すべりにくい材質 すべり止めシール付き |
ワイヤレス出力 | 5W |
充電距離 | 7mm |
安全保護機能 | PSE NTCサーミスト 安全制御チップ搭載 保護システム機能搭載 ABS+PC UL94V-0規格の難燃材料 |
Brickspower|Qi対応モバイルバッテリー
スマホにぴったり貼り付けられる完全ワイヤレス充電器。無数のナノレベルの小さな吸盤で大きな粘着力を生みだす「超粘着性ナノサクション」が特長です。薄型&軽量で持ち運びラクラク、ポップなオレンジ色でおしゃれですね。
容量 | 3000mAh |
すべり止め加工 | 超粘着性ナノサクション |
ワイヤレス出力 | 5V/1A |
充電距離 | 3〜8mm |
安全保護機能 | 異物検出機能(FOD) FCC/CE/RoHs/PSE 過電流・過電圧・過熱防止機能 |
Jacess|2019最新版 モバイルバッテリー PSE認証済 ワイヤレス充電器
スマート急速充電技術により充電速度を45%アップ。iPhoneXを7回以上フル充電する超大容量タイプです。2つのUSBポートで最大3台同時充電可能。スマホ・タブレット・ゲーム機・ノートPC・カメラなどさまざまなデバイスに対応しています。
容量 | 25000mAh |
すべり止め加工 | ー |
ワイヤレス出力 | ー |
充電距離 | ー |
安全保護機能 | CE/RoHs/PSE 過放電・過熱・ショートなど時、自動停止 |
ANGMA|モバイルバッテリー ワイヤレス充電器 Qiケーブル内蔵 置くだけ充電
iPhone用のLightningケーブルとAndroid向きのMicroケーブルを内蔵。さっと充電でき、さまざまな種類のデバイスが最大4台同時充電できます。充電距離8mmでケースをつけたまま充電可能。ガラス画面でピカピカおしゃれな1台です。
容量 | 10000mAh |
すべり止め加工 | ー |
ワイヤレス出力 | 5V/1A |
充電距離 | 8mm |
安全保護機能 | CE/RoHs/PSE 過放電・過熱・ショートなど時、自動停止 |
BLAVOR|ソーラーモバイルバッテリー qiワイヤレス充電器 ソーラーチャージャー
地震などの災害やキャンプ・BBQなどのアウトドアで使うならこちら。ソーラーパネル搭載で太陽光を利用して本体チャージが可能です。ワイヤレス・USBポート1つで2台同時充電可能。軽い防水&防塵、衝撃性に優れ、懐中電灯やコンパスもついた多機能な1台です。
容量 | 10000mAh |
すべり止め加工 | ー |
ワイヤレス出力 | ー |
充電距離 | ー |
安全保護機能 | RoHs/PSE 過放電・過熱・ショートなど時、自動停止 |
Qiワイヤレスモバイルバッテリーはどこでも便利!
Qi対応モバイルバッテリー選ぶポイントは、
- バッテリー容量
- すべり止め加工の有無
- 出力
- 充電距離の長さ
- 安全保護機能
です!そのほか、モバイルバッテリーを選ぶポイントとして、「ケーブル内蔵」「大きさ」「重さ」などがあります。どちらにしても、安全性は第一に!どんなシーンで使いたいかを考えてから購入するのも良いですね。
Qiワイヤレス規格は、新しいスマホ・iPhoneにも搭載されるであろう最新の充電技術。そのワイヤレス充電ができるモバイルバッテリーなら、外出先・旅行先・車内・電車内などどこでも利用できます。現在、Qi非対応機種を持っている人も、別途レシーバーを利用したり新機種へ変更したりすることでワイヤレス充電が可能に。
Qiワイヤレスモバイルバッテリーは、充電が面倒だ!と感じている人にピッタリの製品です!