最近、モバイルバッテリーの電池がすぐになくなる。と感じませんか?スマホやタブレットが以前より満足に充電できなくなって、困っていると思います。
モバイルバッテリーに付属する「USBケーブル・USBコネクタ・ACアダプター」の不具合も見当たらない。
この場合、モバイルバッテリーの内部にある「リチウムイオン電池」が弱くなってきている可能性があります。
実は、リチウムイオン電池をちょっとだけ復活させる方法があるんですよ^^
ここでは、
「寿命かも?」
「もっと長持ちさせたい!」
と、愛用中のモバイルバッテリーをもっと長く使いたいと感じているアナタへ。リチウムイオン電池を復活させる3つの方法をご紹介。寿命を延ばす方法も一緒にお話ししていきます!
目次
月に1回使いきる
1つめは、1ヶ月に1回、モバイルバッテリーをリセットするという復活方法です。
0%まで使いきる前に充電をして、完了後にACアダプターから外し放置。単純に0%まで使いきるのではなく、リチウムイオン電池の劣化を防ぐために過充電・過放電を避けます。
リセットすることで、内部のコンピュータがクリーンに。定期的にバッテリー性能を最大限に引き出してあげるんです!
リチウムイオン電池は高温に弱いので、放置するときは高温を避けて湿度・気温が低い場所で行いましょう。
接点改質剤「ナノカーボン」を塗る
2つめは、バッテリーと本体が接している面にナノカーボンという接点改質剤を塗る復活方法。
スマホやパソコンの電池にもあることですが、フタをして触れたことがないにもかかわらず、傷や汚れがついていることがありますよね。
この傷を修復することで、表面に生じた金属の凸凹を埋めて電気の流れを改善するんです!
やり方は簡単で、付属のスティックでナノカーボンを極薄く塗るだけ。いろんなバッテリーに使えるので、接触不良なものを集めて試してみてくださいね。
イヤホンジャックに使うと、ノイズ・音切れがなくなるとか。
※Amazonや楽天市場などで購入できます。
冷蔵庫・冷凍庫で冷やす
「雪山の遭難時に携帯電話のバッテリーが切れ、雪の中に埋めたら少し復活した。」
という話を耳にしたことがあります。冷たい環境に置くことでバッテリーが復活するのだとか。寒い雪山には行けないので(笑)、冷蔵庫・冷凍庫が手軽だと思います。
注意点は、かならず常温に戻してから充電をすること。結露が発生してショートを起こす危険があり、発火や故障する可能性があります。
冷やすという方法は、100%復活するわけではありません。危険も伴うので、自己管理でお願いします。
リチウムイオン電池の特徴
ここでおさらい!
リチウムイオン電池の特徴について今1度確認してみましょう!
利点
- 小型・軽量・高電圧・メモリー効果なし
リチウムイオン電池は、ほかの電池(ニッカド・ニッケル水素・アルカリ乾電池など)とくらべて、同じエネルギーに対してもっとも小さく、もっとも軽量。
使い勝手の良い電池として、スマホ・タブレット・パソコンなどいろんな電子機器に搭載されています。
劣化の原因は充電のし過ぎ
リチウムイオン電池の劣化の主な原因は、過充電・過放電です。
蓄電池・電源・バッテリーのメーカー「ベイサン」によると、リチウムイオン電池の寿命は、300サイクルで約70~80%、500サイクルで約50~70%になってしまうとか。
サイクル試験では、1サイクル(充電~放電)を4.5時間に設定しているので、300サイクルは約2ヶ月で到達しちゃう計算です。
でも、バッテリーって、毎回0%から100%まで使いきるわけじゃありませんよね。ある程度まで減ったら継ぎ足して満充電までもっていくはず。この行為は寿命に影響しませんが、問題なのは、
- 充電が完了しても充電器に接続したまま
- 0%の状態で放置
この2点。
満タン・空の状態で長期保存することがリチウムイオン電池に有害なんです。
さらに、高温もNG。充電しながらスマホを使わないように。また、暑くなりがちな車の中や、ぎゅうぎゅう詰めのカバンの中などに入れっぱなしにしないように注意しましょう。
限界を感じたら買い換えよう!
リチウムイオン電池は、新品のときとくらべて半分の時間しか使えなくなったら寿命だといわれています。復活方法を試しても音沙汰なし。心苦しいかもしれませんが、無理をせずに新しいものを購入しましょう!
モバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーは、容量や搭載ポート数などさまざま。でも、せっかく新しいものを探すなら
「安全で長持ち」。これに尽きます。
発火や爆発のおそれがなく、接続したデバイスをきちんと充電してくれるもの。回路保護機能を搭載していたり、試験テストをクリアしていたりするものが安全です。
長く使えれば、復活方法を試す時期も延びそうですよね。
オススメは「Philips」のモバイルバッテリー!
Philipsのモバイルバッテリーには、安全制御チップ(高性能回路保護チップ)が搭載されています。
モバイルバッテリーで起こり得るトラブルを未然に防止。また、万が一のトラブル発生時には動作が自動停止します。
製造工程では、数々の試験を実施。
これらをクリアしたものだけを出荷しています。
商品説明欄に堂々と書いてあるので、自信をもって高い安全性をアピールしていることがわかりますよね。
不具合・故障・使い方に関する相談は、カスタマーサポートへTELをすればOK!購入後は、日本総代理店による保証期間が1年ついてきます。
PSE適合品 大容量 モバイルバッテリー DLP6712N
10000mAh・PSE適合品・NTCサーミスト
2018年2月のPSE法改正後、登場したのがこちら!PSEマークを取得しており、世界基準の安全性も各認定マークにて証明しています。
過充電やショートなどを防ぐ安全制御チップに加えて、Philips独自技術「NTCサーミスト」を搭載。体温計のように本体の温度を測り、高温時に動作を自動ストップします。
NTCサーミストは、バッテリーの劣化を遅らせる効果あり!つまり、モバイルバッテリーの寿命も延びる!すべりにくい表面特殊加工で、耐熱・耐衝撃性があるので、手から落として壊しちゃった!なんて可能性も低くなります。
価格 | 3,280円(税込) |
Qi ワイヤレスモバイルバッテリー DLP9611
10000mAh・充電距離7mm
2018年2月、ワイヤレスのモバイルバッテリーが新発売!スマホを約4回フル充電できる大容量タイプです。
ワイヤレス+USBポートを2つ搭載で、最大3台まで同時充電可能。厚さ7mmまでのスマホケースに対応しており、充電のたびにケースを取り外す必要がありません。
サッと置くだけで充電がスタートするワイヤレスは、最近のモバイルアクセサリー界でトレンドの1つだといえるでしょう!
現在のカラーはブラック一択ですが、今後ホワイト・ゴールドなどのカラーバリエーションも期待できそうです。
モバイルバッテリー Lightningケーブル内蔵 DLP6100
10000mAh・UV塗装
充電に必要なケーブルを忘れちゃう!って人には、ケーブル内蔵タイプがオススメです。DLP6100には、MFi認証取得済みのLightningケーブルが1本。あらゆるApple製品が安全に充電できるという証です。
USBポート(出力2.1A)も1つ搭載しており、2台同時に充電可能。表面にUV塗装が施されているので、傷・汚れがつきにくく光沢感と高級感があります。
モバイルバッテリー DLP2053
5200mAh・軽量(127g)&コンパクト
毎日持ち歩くから軽くて小さいものがいい!という人は、軽量&コンパクトタイプを。DLP2053は、重さ127g(シャウエッセン1袋分)で軽く、手のひらに収まるほどコンパクトです。
小さいにもかかわらず、スマホを約2回フル充電し2台同時充電も可能。
丸みを帯びているので握りやすく、女性でも扱いやすいのが魅力的。カラーはピンク・ホワイトの2種類。女性向けのかわいいデザインです。
購入後、寿命を縮めない方法
買い換えた後、せっかくなら効率良くバッテリーを消費していきたいですよね。リチウムイオン電池を最大限に活かせるように、寿命を延ばす使い方をしていきましょう!
上記でもお話ししましたが、リチウムイオン電池は「過充電・過放電・高温を避ける」のがベスト。つまり、
- 充電完了後はコンセントから抜く
- 電池残量ゼロの状態で放置しない
- スマホを使いながら充電をしない
- 車内など高温の場所に放置しない
これらに気をつけましょう!ちょっとしたことを気にかけることで、モバイルバッテリーのモチがぐっと良くなります。
モバイルバッテリーを長く使おう
今回紹介した3つの復活方法。「スマホの充電ができない!」と焦って困る前に、モバイルバッテリーのバッテリーについても随時チェックするようにしましょう。
それでも、不満足&新しいものが欲しい!と感じたら、買い換えを。話題のワイヤレスや充電スピードが更に速くなったものなど、日々進化をし続けています。今よりも、もっとアナタにピッタリな商品が手に入るかも!