iPhoneやiPadなど、Apple社の製品に必須の「Lightningケーブル」。買ったときに純正のものが付属してきますが、実はほかにもいろいろな種類のケーブルがあります。なかには、長さや丈夫さなど純正よりも優れているものも！
そこで今回は、
「自分に合うケーブルはどれ？」
と、iPhone・iPadを愛用中のあなたへ。用途に合わせたLightningケーブルを紹介していきます！
Lightningケーブルを選ぶときにチェックすること
価格だけでなく、性能・耐久性・サイズなどいろいろな種類があるLightningケーブル。まずは、選ぶときにチェックしておきたい項目を見ていきましょう。
「MFi」認定の表示がある
Apple社以外のケーブルを購入するときは、Apple社からMFi認定を受けているものがオススメ。というのも、非認証のケーブルは低コストでつくられていて安価なのが魅力ですが、すぐに壊れたり充電が満足にできなかったり端末側に悪影響を与えたりするからです。
結果、新しいケーブルをすぐに買いかえることになるので、コスパは低いといえるでしょう。
「MFi」とはMade For iPod/iPhone/iPadを略したもの。MFi認定を取得しているケーブルの商品パッケージや商品説明欄に表示されています。
MFi認証済みの商品は、動作や耐久性についてApple社の審査をクリアしたもの。1つ1つにシリアルナンバーがあり、ICチップが組み込まれていてApple製の全端末に対応しています。
ケーブルの長さが使途に合っている
今使っている純正のケーブルの長さ。満足していますか？コンセントが遠いから充電しながらiPhoneがさわれない人。または、PCのUSBポートで充電しているけどケーブルが長すぎて邪魔！という人もいるでしょう。
充電ケーブルを持ち運ぶ人は、長いとほかの荷物と絡まりやすくなり断線するおそれがあるので、ひとくくりにまとめているかもしれませんね。でも、その動作も面倒なのでは？
純正品は1m。ほかにも、1.5～2mの長いものや10～50cmの短いものなどいろいろなタイプがあります。自分の使い方に合わせて、ケーブルの長さを考えてみましょう。
故障しない工夫がされている
すぐに買いかえる必要がないように、ケーブルの耐久性も考慮しておきたいところ。故障の原因は経年劣化・断線・破損などさまざまですが、その中でショックを受けやすいのが、取り扱い方を間違えたことで起きる断線や破損。
ものすごい圧力で引っ張ったりブンブン振り回したりするとあっという間に切れて使えなくなってしまいます。
そこで確認するのが、〇回以上実施した折り曲げテスト後の性能に変化なしの証明があること。また、ケーブルの表面を特殊な素材で強化していること。万が一のために保証期間やサポート体制もチェックしておくと良いでしょう。
出力（A）が十分にある
充電中に気になるのが「充電速度」。1時間経っても10％しか増えていなかったり、一晩経ってもフル充電していないと困りますよね。充電が遅いのは充電器のせい？と思いがちですが、Lightningケーブルの種類によっても充電速度が変化します。
それを見分ける方法は、各ケーブルの出力値（A）。1Aや2.4Aなどがあり、数字の大きい方が高速充電タイプです。iPhone・iPodの充電は1Aでも十分ですが、iPad・iPadminiの充電は2.4Aを使わないととても時間がかかってしまいます。
出力値は、使う機種に合わせて選ぶようにしましょう。
スマホケースに端子が入る
傷がつかないようにするため、液晶が割れないようにするため、誤作動を防ぐため（現在は減りましたが）に、スマホをケースに入れる人が多くなりました。
なかには、コネクタの周りをしっかりと囲んでいるものがあり、端子が大きいと奥までさし込めず充電ができないトラブルが生じます。
そこで、Lightningケーブルを選ぶときは端子のサイズにも注目しましょう！「スマホケースを外さないと充電できない」「好きなケースにしたいけど充電ができない」という事態が起きてからでは遅し。
8mm×5mmほどのコンパクトサイズだと、どのようなケースにも使えるようです。
Lightningケーブルのおすすめ商品【6選】
Lightningケーブルのオススメ商品は以下の6つ！すべてMFi認証を受けている商品なので、安心して使えます。
Anker プレミアムライトニングUSBケーブル
長さは0.9m・1.8m・3.0mの3種類。折り曲げテストは4,000回以上行われていて、その後のテストでも充電・同期に問題なし。ケーブル内も断線しにくい構造に工夫されています。コネクタは、8.6mm×5.6mmとコンパクト。
ケースのせいで最後までささらない！というトラブルが防げます。保証期間は18カ月間。カスタマーサポートも充実しています。
AmazonベーシックApple認証 高耐久ナイロン ライトニングUSB充電ケーブル
長さは約90cm・約180cmの2種類。「ナイロンファイバー＆銅線」を使って耐久性を重視しています。高品質の銅線で信号品質を最大化。その銅線をナイロンファイバーで保護することで強度・柔軟性をアップさせています。
さらに、防水性もあり。衝撃にも水にも強く、丸めても長持ちしやすいケーブルです。
cheero 2in1 Retractable USB Cable
ケーブルの長さを自由に調節できる巻取り式のLightningケーブル。長さは最大70cmで、コードが太くて硬めなので巻くときに絡まりにくくイライラしません。特長は、LightningケーブルとmicroUSBコネクタが1つになっていること。
iPhoneとAndroid、iPadとタブレット。どちらも持って外出する人、両方同時に充電したい！という人に向いているケーブルです。
オウルテック 巻取り式 ライトニングケーブル
こちらも、巻取り式のLightningケーブル。出力2.4Aに対応しており、高速充電が可能です。モバイルバッテリーとつなげば持ち運び中もケーブルが邪魔にならず便利！
使わないときはカバンのなかにコンパクトに収納できます。長さは最大1m。保証期間は1年間です。
Syncwire iPhone充電ケーブル
15kgの重さに耐える折り曲げテスト（90度）を12,000回！も実施している充電ケーブル。テスト後も損傷や性能に変わりなく、高品質のワイヤーを使っているので高い耐久性が期待できます。
安全に使えるだけでなく、購入後のサポートも充実。万が一のトラブルが発生したときは、24時間365日のEメールサービスが利用できます。コネクタは8mm×5mmとコンパクト。長さは1mです。
PHILIPS｜DLC2401J/11
2017年、世界的に販売実績のあるPHILIPSがモバイル機器の販売をスタート。Lightningケーブルはデニム素材を採用していてしなやかさとファッション性があります。65度の折り曲げテストは5,000回実施してクリア。断線なしで高い耐久性が期待できます。
コネクタもコンパクトなのでケースを選びません。長さは1ｍ。保証期間は1年間です。
もう、充電の邪魔になんてさせない！
屋外で使うなら巻取り式、iPadやAndroid端末と一緒に充電したいなら2種類の端子がついているタイプ。一見、ただの1本のケーブルのように見えますが、それぞれの使途に合ったものがあるということがわかりました。
低価格で故障しやすいものよりも、MFi認定済みの丈夫なものが比較的低コスパ。充電が満足にできるように、新しいLightningケーブルを購入してみてはいかがでしょうか。
別コネクタが必要なら3in1ケーブル！
AndroidやiPhone、MacBookなどを同時に持ち歩く人は、Micro USB・Lightning・Type-Cなど別タイプのコネクタが必要ですよね。いつも数本持ち歩く！なんてナンセンス。これからは、3in1ケーブルで持ちものをスッキリさせませんか？
PHILIPSの3in1ケーブルは、10,000回以上の折り曲げ＆抜き差しテストをクリア。LightningコネクタはMFi認証取得。高耐久編組コットン材質のオシャレなケーブルです。