小さな赤ちゃんや子どもを見守るベビーモニター。今は、スマホやタブレットから映像が見られるネットワーク接続タイプ「ネットワークカメラ」が人気です。
いろんなメーカーが発売しており、デザインはもちろん性能や機能もさまざま!スマホから会話ができたり成長の記録が残せたり。上手に使えば、子育てに欠かせないアイテムにもなります。
ただ、価格や機能に差があるので、どれが自分に向いているのか悩んでしまいがち・・・。
そこで、
「必須の機能は何?」
「どれがおすすめ?」
と気になるあなたへ、子育て6年の私が考えるベビーモニターに必要&あると便利な機能をご紹介。使い方にも注意しながら、安心の便利アイテムとしてご活用くださいね。
目次
ベビーモニターが役立つシーン
ベビーモニターがあれば、
- 午睡中、別の部屋で掃除・洗濯・料理ができる
- 寝室で睡眠中の夜間、リビングで自分の時間が作れる
- リビングで遊ばせながら目の届きにくいキッチンで家事ができる
などができるようになります。
ほかにも、赤ちゃんが泣くとアラームで知らせてくれたり、童謡や音楽を流して面倒を見てくれたり。監視カメラの役割も果たすので、万が一別の部屋に泥棒が入ったときはアラーム通知&録画で証拠を残してくれます。
一般的なベビーモニターは、
このように専用のモニターが付属していますが、
このようなネットワークカメラなら、
- 会社で勤務中、学校から帰宅した子どもと会話ができる
- 家族で映像がシェアできる
など、外出先でも家の様子がスマホやタブレットで確認可能!専用のモニターを持ち運ぶより、軽量&コンパクトで大変便利です。
ベビーモニターの機能は何が必須?選び方
ベビーモニターを選ぶときは、どんなときに使いたいか(用途)をイメージ!多機能=高額なものが多く、「結局使わない」機能がついているのはもったいなく感じます。また、「あなたに合う」機能がないと、ベビーモニター自体がムダに。
- 部屋が暗いときも見やすいか?
- ズームしても鮮明に映るか?
- 家の中で持ち運べるか?
- 会話ができるか?
以下の機能を見ながら、さまざまな機能から必要なもの・不要なものを考えてみましょう。
必須!
映像
ベビーモニターは、音声だけ・映像付きの2タイプあります。
「見守る」ことを目的とするなら、スマホ・タブレット・パソコンと接続でき、リアルタイムに映された映像でしっかり確認できるものが安心。
リーズナブルなのは音声だけ聞こえるタイプですが、安全な赤ちゃんの姿が確認できないのは不安です。
可動式&遠隔操作(リモートコントロール)
カメラは、可動式・固定式の2タイプあります。
寝返りをうたない月齢なら固定式でも問題なし。でも、成長するにつれて活発になるので、長期間使うなら可動式タイプを選びましょう。カメラ外へ動いていってしまうため、姿が見えなくなってしまいます。
さらに、スマホやタブレットで映像の遠隔操作ができれば非常に便利!
動く赤ちゃんに合わせてカメラの角度を上下左右に変えたり、拡大しながら手にしている物や表情を確認したりできます。特に、大きな部屋には欠かせないかも。なかには、音量の調節やエアコンのON/OFF&温度設定ができるタイプもありますよ。
暗視(赤外線)機能
24時間見守るためには、真っ暗な夜間にも映像がしっかり確認できると良いですよね。赤外線などの暗視機能がついていれば、寝室・子ども部屋で寝ている様子がしっかり見られます。寝かしつけ後、リビングなどでリラックスタイムが過ごせそう!
高画質なカメラ性能
言わずもがなですが、映像は高画質であるほどキレイで鮮明に写ります。低画質は、赤ちゃん・子どもの表情が見えにくく安心さには欠けるかもしれません。
特に、拡大して見たい人には高画質のカメラが必須。ズームの倍率が高いほど、画質が落ちやすいからです。
技適マーク取得済み
- 1年以下の懲役又は100万円以下の罰金
※参照元:総務省 電波利用ホームページ(2019年11月時点)
技適マークがついていないベビーモニター(無線機)を使うと、電波法違反になるおそれがあるので注意しましょう。
電波は、生活の中で多くの人が利用しており欠かせないもの。そのため、使用するチャンネル・送信出力・無線機の技術基準など、さまざまなルールが定められています。
技適マークがついていれば、電波法令の技術基準をクリアしているので安心!商品を選ぶ際、概要欄や画像を必ずチェックしてくださいね。
あると便利!
双方向音声(2way)
双方向音声機能があれば、お父さん・お母さんの声で安心させたり子どもと会話ができたりします。
ベビーモニターには、
- 赤ちゃん・子どもの音声だけが聞こえるタイプ(1way)
- モニター側の声が届けられるタイプ(2way)
があるので、コミュニケーションをとりたい人には双方向音声機能があると便利。「もうすぐ家に帰るよ」「部屋は暑くない?」など外出先からでも会話ができ、子どもを安心させられます。
ただ、双方向音声はONにしておくとモニター側の雑音を届けてしまうことに。赤ちゃんの異変にすぐ駆けつけられる場所で使うなら、1wayタイプが向いているかもしれません。
自動追跡機能
動く赤ちゃん・子どもを自動的に追いかけてくれる自動追跡機能。カメラの死角ができない小さな部屋、手の離せない場所でモニターを長時間観察したい人に向いています。
ただし、赤ちゃんの睡眠を見守るのが目的の人には不要な機能かも。カメラの位置はスマホやタブレットから操作するだけでも十分だと感じます。
映像・画像の保存
赤ちゃん・子どもの様子が録画できる機能。部屋で何をしていたか、あとで確認したい人に向いています。
録画のタイプは3種類。
- 常時録画:時刻設定などに合わせて録画スタート
- 異常時録画:異変を検知後、録画スタート
- 手動録画:スイッチONで録画スタート
このうち、人や物の動きを検知してから録画をするタイプが多く販売されています。
映像の保存先は、SDカードもしくはクラウドへ。小さな頃の貴重な映像が残せるので、成長の記録として利用するのも良いですね。
複数のデバイス同時観賞
アプリから、同アカウント登録で複数のデバイスが同時鑑賞できる機能。父・母・遠方の祖父母など、みんなで同じ映像が見られます。
スマホ1台だとモニターを見るのが1人に限られるので、育児の分担したい家族には不便。録画の映像も、家族で共有できると良いですね。
アラーム通知&お世話ができる
赤ちゃんが泣いたときなどに、アラームで通知がありお世話もできる機能。
たとえば、
- 室温が設定した温度を超える→エアコンの設定が遠隔操作できる
- 赤ちゃんが泣く→童謡や音楽が流せる
などがあり、すぐに駆けつけられない場所で使う人に向いています。ただ、童謡や音楽を聴かせて気持ちを落ち着けさせられるのは小さな赤ちゃん向けかも。保育園の年中さんくらいの子どもになると、効果が少ないように感じます。
バッテリー搭載(ワイヤレスタイプ)
Wi-Fiの届く場所なら、ベビーモニターがどこにでも持ち運べる機能。
スマホの充電器で例えると「モバイルバッテリー」のように、コンセントがなくても使えるタイプです。
本体の置き場所が限られないので、赤ちゃんの見える位置、リビングと寝室・子ども部屋での併用、外出先、帰省先など、利用シーンの幅が広がります。
ただ、充電式なので充電切れには注意!24時間、いつでも簡単にON/OFFをしたい人には不便かもしれません。
ベビーモニターを使うときの注意点
実際にベビーモニターを使うときは、
- 他デバイスとの周波数の重複
- 置き場所
に注意しましょう。
周波数の違い&重複NG
ベビーモニターのほとんどはデジタル式。周波数(GHz)を確認して、問題なく使用できるかどうかをチェックしましょう。
ベビーモニター の接続方法は、以下の2パターンあります。
- 無線LAN(インターネット回線:Wi-Fi)で接続する
- 単体で接続する
インターネット回線を利用すると、スマホやタブレットなどを通してインターネット上で映像が確認可能!ただし、家庭にある無線LAN(Wi-Fiルーター)との周波数がちがうと、使用不可なので注意です。また、インターネット環境がない場所でも使えません。
ベビーモニター単体で接続する場合は、無線LANとの周波数(GHz)の重複に注意。同じ周波数でぶつかり合うと、ネットが遅くなるなどのトラブルが生じます。電子レンジとの干渉で映像が途切れる可能性も。対策としては、周波数を2.4GHz・5.0GHzで分けて使う必要があります。
手の届かない場所に置く
ベビーモニター はとてもかわいく、赤ちゃん・子どもにとっても興味をそそられるデザイン。手の届くところにあると触ってしまうため、置き場所には十分注意しましょう。
- カメラの位置がずれる
- 落として故障する
- 口にする
など、さまざまな危険があります。
バッテリー搭載のワイヤレスタイプなら置き場所は自由!一方、電源が必要なタイプはコンセントの届く場所に限られます。
【おすすめ】高画質&多機能『CIO|Home Camera』
ガジェリッチおすすめのベビーモニターは、株式会社CIOが販売するネットワークカメラ!1080P(1920×1080)200万画素のフルハイビジョン(FHD)&30fps対応の「高画質」で、赤ちゃん・子どもの姿が鮮明に写ります。
主な性能・機能は以下のとおり。
- カメラの遠隔機能:上下左右
- 双方向音声機能
- 自動追跡&通知&録画機能(オートトラッキング機能)
- 録画先:スマホ・SDカードに保存可能
- 複数のデバイスで共有・表示・管理可能
- アラーム機能:泣き声を検知
- 童謡&読み聞かせの再生機能
- エアコンのリモートコントロール機能:温度調節
使えるデバイスはAndroid・iOS・タブレット・パソコンと、幅広く対応しています。取扱説明書&アプリは日本語に対応しており安心!技適マーク取得済みです。
壁に取り付け用のホルダーが付属しているため、置き場所には困らないかも?ただ、周波数は「2.4GHz」のみ対応なので、ご家庭のWi-Fiルーターを1度確かめておくと良いでしょう。
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ベビーモニターで育児を楽にしよう
カメラで育児中の危険を減らし、ときにはお世話もしてくれるベビーモニター。選ぶときは、使うシーン・目的を考えながら機能をチェックしていきましょう!
必須
・カメラ可動式&遠隔操作
・暗視機能
・高画質
・技適マーク
あると便利
・自動追跡機能
・映像&画像の保存
・複数のデバイス同時観賞
・アラーム通知&お世話機能
・バッテリー搭載
使う際は、以下にご注意を。
・周波数(GHz)違い、または重複
・設置場所
ご家庭に合うベビーモニター で、赤ちゃん・子ども、そしてあなたも安心して毎日を過ごしてくださいね。